でもやっぱり、英二君ってイケメンだなぁ。


プリクラに写る英二君は、モデルみたいにカッコ良かった。


隣に写ってるのが私で、何だか申し訳ない…。



「1日遊んだな…。今日は久々に、すごく楽しかった。ありがと。」



気が付けば、もう夕方で。


私と英二君はいつものウォーキングコースを歩いていた。


つまりは、帰り道な訳で。


もう、お別れの時間か…。


寂しいな…。



「…ふふっ…そんなに、俺と離れたくない?」



「あ…ごめん…!」



無意識に、私は英二君のシャツを掴んでいた。