連絡網に載っていた住所の家に行き着くと、表札にははっきり“櫻井”と記されていた。 良かった…辿り着けた。 「大きい家…。」 真っ白な一軒家。 玄関から3段ほど階段があって、すぐに門がある。 見る限りでは、裏に車庫やら庭やらがあるみたいだ。 関わるなって言われたけど… 私、分かったなんてひとことも言ってないからね。