そしたらアイツ、うまく定期からカネを持ってきたんだ。 だが、預金もいつかは尽きる。 アイツが持ってくるカネも、日に日に少なくなっていった。 だから俺は、“銀行のカネに手をつけろ”って言ったら、アイツ、本当に手をつけやがったんだ。