消えた一億

自分でもストレートすぎたと思ったが、彼女はあっさりと250フランくれた。


まあ、当然と言えば当然だな。


アイツは30過ぎていて、焦っているから、俺を何としてもつなぎ止めておきたかったんだろうよ。


で、味をしめた俺は、それから同じような手口で、しかも額を増やして金を巻き上げた。