「もう新生活を始めるために必要な資金は手に入れました。


もうあなたと会うことはないと思います」


「おい、それじゃあ俺の生活はどうなる?」


「心配入りません。


すでにあなたの保身については手を打っています。


ですので、お互い共犯者として、今までのことは忘れましょう」


「そうだな。


それを聞いて安心した。


それじゃあ、これが最後の寄付金だ。


これを渡した瞬間、俺達はきれいさっぱり忘れる」


「了解しました」