「しかし、あんたみたいな人間が、よく俺みたいな人間に手を貸したもんだよな」

とジャック。


「私もそろそろ、今の生活に飽きてきましてね。


それには先立つモノが必要というわけでして」


「だがよ、エレンはもう銀行には出入りできねえ。


これからどうするよ?」