不思議に思い裕典を見上げると
裕典の表情はなんだか読み取れない。
怒り、困惑、悲しみ…

「―裕典?」

そう聞いた瞬間―…

ドォォンッ

思いきり殴られ構えてなかった俺は
おもいっきり椅子ごと吹っ飛んだ。

「…痛ぇッ―。」

そう言って起き上がると裕典が
怒鳴りだした。