闇氷花




「…ねえ先生。相談したい事があるん
だけど聞いてくれる?」

そう言うと先生は喜んで頷いてくれた。

――あたしが相談なんてしたこと
ないからね。


「それで、相談って?」

嬉しそうにこちらを見る先生は
あたしの父親みたいな存在。

かなり過保護だけどっ。