――――――― ――――― ―― 「…うわぁッッ!!!」 思わず叫ぶと颯にクスリと笑われた。 でも仕方ない。 この展望台から見た夕日はあたしが 今まで見た中で1番綺麗な夕日。 思わず歓喜の溜め息をはくと 颯にグイっと引き寄せられた。 気づけばあたし達の距離は0。 理解すると恥ずかしさの前に 涙がこみ上げる。