「…俺も琉架を救いたいんですッ。 だからッッ!琉架の事を任せて下さい!」 そう言って頭を上げると先生は 目を見開いていたが次の瞬間には 優しく微笑み頷いた。 それから俺はすぐに部屋を後にした。 ……琉架が目覚める時にはいたい。 「…任せたよ…颯君。」 先生がこんな事を言っていたのは 俺は知らない。