あたしは呆れるしか今は出来ない。
なんであたしが…
付き合うのよ…。
しかも、顔も知らない男子となんて…ありえなさすぎ。
体育館を次々に出ていく人たちを余所に、あたしはステージにそのまま立っていた。
隣には、桜田門千種もいる。
本当に困る。こういう事。
第三者があたしの人生踏み躙るのよ。
あたしは現実逃避までとはいかないけれど、呆れてしまっていた。
「はぁ……」
思わずその場にしゃがみこむ。
「俺様と付き合えるんだぜ?なんでそんな落ち込んで嫌がる。光栄だろ??」
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