「絶対来るって補償は?」 李央は表情をかえることもなく、 そう聞いてきた。 「補償…?そんなの、李央が握ってるでしょ?」 あたしは、李央に弱味を、 握られている。 「………そうだったな。じゃあ次からはそうするよ」 「くれぐれも、クラスには来ないでよ!?」 「わかったって」 「絶対だからね!?」 「はいはい」 「来たら殴るからね!!」 そんなことしたら李央ファンに 殺されそうだから出来ないけど…。