「鍵…閉められちゃった!?」 「みたいだな」 「なんでそんなに冷静なのよ!?外側からしか鍵は開けられないのよ!?」 「明日の朝になれば開く。そんなに慌てることじゃねえだろ!?つーか、お前、カバン置いてなかったのかよ?」 「扉から死角になるところに置いちゃった…」 「それじゃあ、閉じ込められるわな」 閉じ込められたにも関わらず、 至って冷静な李央様。 …………なんなのよ、コイツ…。