「李央ッ……」

ここまでやられてもまだ、
平気な顔でいられるほどあたしは
強い女なんかじゃない。


「李央…助けて…」

気づけば泣いていた。


怖い…。

あたし…一体
どうなっちゃうのかな…?



「李央の…バカ…」

なんでこういう日に限って、
いつも来るメールが来ないのよ?


そのときだった。


―ギィィィィィ…


「誰がバカだって?バカは茉里、
お前の方だろ」


―――扉が開く音と李央の声が、
したー…。