「だから、痛いってば!!」

気づけば両腕両足、
縄で縛りつけられていた。


「しばらくそこで反省していたら
?もっとも、もう二度と李央様に
近づかないって約束すれば解放し
てあげるって話だけどね」

女1はそう言って笑った。

「バイバ〜イ」

「いたっ…」

今はもう使われていなくて、
人もほとんど来ない、
旧体育館倉庫にあたしは
閉じ込められてしまった…。


しかも両手両足縛られたまま…。


ど、どうしよう…。



さすがにこれは、ピンチだぁ…。