「じゃあ西山と中谷は帰りちょっと残れよー」 ガーン……。 コイツと二人……。 こうして委員会は決まり、4時間の授業は全く頭に入らず、帰りになった。 「友里ー!」 あっ!櫂斗の声だ! 「何ー?」 「ん~今日一緒に帰らねぇかなって思って。」 「送ってってくれるの?」 「あぁ。自転車乗ってけよ。」 「うん。」 嬉しいー! 思わず顔が緩む。