「何やってんの?」 「えっ、鍵忘れたから」 「だっせぇ」 それだけ言って中谷は自分の家に入っていった。 ムカつく。ムカつく、ムカつく。 何が“だっせぇ”だよ! 「友里って中谷と家隣りだったの?」 「うん。最悪でしょ。保育園からずっと同じだし」 「そうなんだ」 「櫂斗が隣りだったら良かったのになぁ」 そう言って気付いたらなぜか櫂斗の顔が真っ赤になっていた。 えっ、えっ?なんで!? あたしそんな変な事言った?