びとれいある







「あっ!!」



「いきなりでかい声出さないでよ…!」



大地が指を指す方向には友達と歩く坂口さんがいた。



「坂口さんだ」



坂口さんって意外と気強かったりするのかな。



そんな事を思っていると、大地が肩を叩きながら言ってきた。




「なにやってんだよ。早く、写真撮れよ」


「わわ忘れてた…!」


だからなんで私なのって!!



「ちょっと待ってよ。何で撮るの?」




「カメラに決まってんだろ?」



「持ってないし」



「え?もーじゃあ携帯でいいから」



ほんといい加減なんだから!!