「ねぇ、香澄聞いてる?」 「千夏、ごめん!!用事出来た!!」 顔の前で両手を合わせ、携帯を乱暴にカバンに放り込み教室に向かって走り出した。 「大地!!」 大地は机の上に座って男子と喋っている。 私に気づいた大地は「ごめん、またあとで」と男子に告げ近づいて来た。 「ねぇこれ」 とピエロからのメールを見せる。 「あぁ、俺にも来た。罰ってなんだよ」 「分からない。だけど写真撮らなきゃ」 「うん。行くぞ」 この時の大地がかっこよく見えたのは何故だろう。 体が一瞬熱くなったのは気のせい?