「ぅんん。うんん」

何か、頭痛いなぁ。

『大丈夫!?もう、急に倒れるからビックリしちゃったじゃん。あっ、脳震盪だってさ。ちなみにここは保健室だよ。』

え゛っ…誰この人。

顔をあたしの耳もとに近づけて…

『あれれ、忘れちゃった?ピンクのひもパンちゃん。』

「えっ…って、あぁぁぁぁあ」
思い出した…この人あの時のエロエロ王子様だ。

最悪だぁ。


びっくりして飛び起きたら、胸元に違和感が。

下を見るとフカフカ浮いてるカップ。って、ホック外れてるし。


ななななな、何でよぉ!?


『あぁ、何かちょ~辛そうだったからホック外してやったよ。』

「はぁぁぁぁあ!?なにしてんのよ。バカバカバカバカ!あんたなんか…だいっきらい!」


普通知らない人のホックとか外す!?ほんっと信じらんない。