HOMARE  -絆編-





近くの木の上で寄りかかり、その光景を見て
いた別の青年は呆れ顔でため息を吐いていた。


「いい加減に真面目にしろ、隼。
 そのぐらいの雑魚も倒せないのか」


隼はその青年の方を振り返り大きな声で叫んだ。