*初恋④* ~☆梨紗のFirst Love☆~

一:「梨紗も萌ちゃん思いだな~。
健樹、浮気してみて。確実に殺されるはずだから、梨紗に(笑)」


健:「浮気なんかしねぇから(呆)
俺女苦手だし。一磨とよく一緒にいたから俺の方にも女が寄ってきてたの。」


一:「ゴメン。
言ってくれれば…。」


健:「言ったら一磨が抱え込むと思ったしまだ一磨に寄ってくる女達よりマシだったからな(苦笑)」


佑:「悲惨だな~。よく貞操守ってこれたな。」


健:「一磨が殺気を放ってくれていたから。一磨優し過ぎて女に手をあげることがなかなか出来ないんだけど、たまにあったよな。」


一:「あぁ。
保健室で昼寝してる時に薬品嗅がされたんだ、ちょうど保健医がいない時にさ。そんで集団で襲われそうになっt…ゲホッゴホッ ハァッハァッハァッ…。」


一磨は胸をおさえながら座っていた椅子から落ちた


健:「一磨っ!!佑樹袋っ!!」


健樹は鈴木から貰った袋を一磨の口に当て、一磨の背中を軽く叩いた


健:「ゆっくり深呼吸しよ?
大丈夫だ。もうあの女達はいない。大丈夫だから。」



暫くして一磨の過呼吸が治まった


一:「ゴメン、ありがと。」


健:「気にすんな。一磨には梨紗ちゃんがいる。もう大丈夫だ。」


一:「たまに出てくるんだ、夢に。あん時健樹が来てくんなかったら俺そんまま襲われてたのかな…。忘れたいのに。」