一:「なんで俺が…。」


劉:「会長だから。俺も今までお茶淹れてたし。」


一:「萌ちゃん、コイツ料理出来るの?」


萌:「…どうだったっけ?陸[リク]兄ぃは出来るよね。」


劉:「萌酷~い。母さんいないとき俺作ってんじゃん。兄貴の方が料理うまいけどさ~。」


萌:「だって。
忘れてた、ごめんね(笑)」


一:「バ会長、お汁粉?食べたい。」


梨:「お汁粉?」


一:「あんこの中にお餅が入ってるやつ。」


梨:「萌作って♪♪」


萌:「なんでうちっ!?」


梨:「妹だから♪♪」


一磨は萌にだけ聞こえる声で

一:「梨紗、手料理苦手なの。」

と、言った


萌:「梨紗、舌肥えてない?」


一:「………;;」


萌:「ほら~。
メガネも?」


一:「……あぁ(苦笑)
梨紗の周りで料理下手な人いる?」


梨:「…いない、かな。」


一:「…優が作ってくれるよ(苦笑)」


梨:「……あ、優さん?今大丈夫?」


葛:「はい。どうかなさいましたか?」


梨:「お汁粉食べたい♪♪」


葛:「……武山さんに代わります。」


武:「………梨紗様?お汁粉、ですか?」


梨:「うん♪♪作って。」


武:「夕食後なら。」


梨:「やったぁ♪♪」


武:「葛木が一磨君に話があるようなので代わって貰ってもよろしいですか;;」


梨紗は一磨にケータイを渡した