一:「そっか。ありがと。

梨紗、コレが萌ちゃんからでコレが俺から。大したモノじゃないし気に入ってくれるかわかんないけど…。」


梨:「ありがと♪♪開けてもいい?」


一:「うん。」


袋の中にはマグカップが入っていた


梨:「可愛い…。」


一磨が梨紗にあげたのは割れにくいマグカップで眠そうなコアラのデザインが描かれていたのだ


梨:「ありがと♪♪
飾っとこかな…。」


一:「それ、一応お揃いなの(苦笑)
前に梨紗から貰ったコアラのみたいなデザインが描かれてるの、俺のには。」


梨:「一磨はどう使うの?」


一:「普通に。」


梨:「…飾るのやめた。うちも普通に使う♪♪ありがと、一磨。」


一:「いいえ~。」


梨紗は萌の袋を見たら

“大魔王に開けてもらいな。キツく縛っちゃったから;;”


と、書いてあったので一磨に開けてもらった


袋を開けた瞬間、ビックリ箱のような仕掛けがされており、一磨の額にボールが当たった


梨:「………アハハッハハハッ(爆笑)」


一:「…ボールに“バ~カ”って(呆)
梨紗酷い。袋開いたよ?」


梨:「ありがと。」