葛:「3月には俺いないかも知れないんだからさ。」


一:「………。」


葛:「逃げるな、何があっても。」


一:「わかった。」


ガチャ


梨:「……可愛くない。」


一:「健樹の方が髪長いんだし結びなよ。」


健:「絶対嫌。」


一:「萌ちゃんだって見たいでしょ?」


萌:「可愛くなかったから。」


一:「だろうな(失笑)

…梨紗は何してるの?」


梨紗が一磨の後ろから一磨の前髪を弄っていたのだ


梨:「七:三分け♪♪」


萌:「似合わない(爆笑)」


葛:「一磨、学校それで行って(爆笑)」


一:「梨紗ちゃん(怒)」


梨:「ん?一磨君分け目どこだっけ?」


一:「自然と分かれる。優の髪弄れば?」


梨:「嫌がられたから寝てる時しか触れないの。」


一:「心当たりは?(ニヤッ)」


葛:「ある。起きた瞬間違和感がな(苦笑)」


梨:「そういえば武ちゃんは?最近見てないけど。」


葛:「3日程前に帰りました。」


萌:「良かったね、勉強しなくて済んで♪」


梨:「鬼がいるから、ね?」


梨紗は葛木の方を向いて言った


健:「優さんが?」


一:「鬼だしホントに。化学出しやがって。」


梨:「うちなんか生物の暗記とかだよ?」