別室にて
一:「単刀直入にお聞きしますが、本家を潰したら弟さんが困るのでは?」
真:「慧人から助け求められたんだ。美優希さんが男遊びをやめないって、そろそろライバル社が嗅ぎ付けたかもって。
アイツも女遊びしてたんだけど梨紗の一件があってやめたんだ。」
一:「助けるんですか?」
真:「慧人をな。美優希さんは知らない。男のとこにでも行けばいい。基本的に慧人だけが会社を運営してたからいなくてもいいしさ。」
一:「株主総会とか評判の問題が。」
真:「前々から美優希さんに反発する人が多かったんだ。だから株主たちにとってはいいことかも知れない。
俺等は裏の存在だから誰がなろうが誰にも知られないんだ。だから梨紗を継がせるようにしたんだ。」
一:「…梨紗の弟は?」
真:「系列のとこに送る。」
一:「副社長は?」
真:「どうすっかなぁ。」
一:「梨紗のこと、覚えてんですか?」
真:「覚えてるよ、アイツは。
美優希さんに逆らえなかったんだ。そんで一夜を共にして…。」
一:「避妊ぐらい…。」
一:「単刀直入にお聞きしますが、本家を潰したら弟さんが困るのでは?」
真:「慧人から助け求められたんだ。美優希さんが男遊びをやめないって、そろそろライバル社が嗅ぎ付けたかもって。
アイツも女遊びしてたんだけど梨紗の一件があってやめたんだ。」
一:「助けるんですか?」
真:「慧人をな。美優希さんは知らない。男のとこにでも行けばいい。基本的に慧人だけが会社を運営してたからいなくてもいいしさ。」
一:「株主総会とか評判の問題が。」
真:「前々から美優希さんに反発する人が多かったんだ。だから株主たちにとってはいいことかも知れない。
俺等は裏の存在だから誰がなろうが誰にも知られないんだ。だから梨紗を継がせるようにしたんだ。」
一:「…梨紗の弟は?」
真:「系列のとこに送る。」
一:「副社長は?」
真:「どうすっかなぁ。」
一:「梨紗のこと、覚えてんですか?」
真:「覚えてるよ、アイツは。
美優希さんに逆らえなかったんだ。そんで一夜を共にして…。」
一:「避妊ぐらい…。」

