一磨は先程真人が葛木に渡した家族写真を見ていた


葛:「顔覚えてないからわかんね。」


一:「家族写真、撮ったことないな…。」


葛:「家庭作ったら撮ればいいだろ?」


一:「だな。
優、首席合格おめでとう。」


葛:「ありがと。」


一:「代表挨拶聞きたかったなー。」


葛:「人前に立つの苦手なんだよな。」


一:「がんば~。じゃ、おやすみ。」


葛:「おやすみ。」


一磨が葛木の部屋を後にし梨紗の部屋に戻ったら梨紗が真人のとこに行ってていなかったので先にお風呂に入ることにした


お風呂から上がりケータイを見ると着信ランプが光っていた為シャツを着ずに首にタオルを掛けた格好で電話を掛け直した


一:「どした、萌ちゃん。」


萌:「いつ戻ってくるの?」


一:「俺がいなくて寂しいとか?(ニヤッ)」


萌:「アンタはどうでもいいけど梨紗がいなくて寂しい。
で、生徒会のことなんだけどさ…。」


一:「健樹近くにいて尚且つ生きてたら代わって。」


健:「…生きてるから。で、何?」


一:「まだ学校?」


健:「あぁ、そろそろ出るけどさ。」


一:「1週間戻れないから。」