一:「…すげぇじゃん。」


葛:「追加で聞かされたことでな、働き始めたら梨紗様から離れて暮らすことになったんだ。使用人をやめろってことでさ。」


一:「優がいなくなるってこと?」


葛:「あぁ。月1でお見舞いに行くからそれ以外は…。」


一:「………。」


葛:「だから一磨、喧嘩なんざもうすんな。」


一:「わかった。

会社造って優を引き抜くから、絶対に。」


葛:「ムリ。俺の親父が真人様の後輩でかつての右腕だったらしいから。若名には義理があるしな(苦笑)」


一:「諦めないから(笑)」


葛:「初恋玉砕してるからなぁー。」


一:「………。」


葛:「彼女でも作ろうかな(苦笑)」


一:「えっ!?」


葛:「励に負けたくないから。」


一:「絶対に出来るよ、10歳下の。」


葛:「ロリコンじゃねぇから(呆)」


一:「優なら出来るよ、励が出来たんだからさ。
励の立場可哀想だな(苦笑)」


葛:「苦労させとけ(苦笑)」


一:「俺が会社造ったら若名と伊藤と仲良し関係になるだろうから優のこと葛木さんって呼ばなきゃいけないのか?」


葛:「何でもいい。

それ見んな(呆)」


一:「優って親父さん似だったんだな。」