それから昼休みが終わり、何のトラブルもなくその日を終えた


その週の日曜日、梨紗は昼過ぎに一磨の家に遊びに来ていた


一磨の部屋に入ると、一磨が真剣な顔をしてパズルをしていたので、梨紗は大人しくリビングに戻った


高:「またパズルしてた?」


梨:「はい(苦笑)1時間経ったらまた様子見てきます。」


高:「ゆっきー今日早苗さんの検査の関係で自宅待機で、俺今から用事あって6時くらいまで出るんだけど大丈夫?」


梨:「はい♪♪」


高山は暫くして家を後にした


梨紗が1時間後一磨の様子を見に行ったらまだパズルに没頭していたのでまたリビングで待つことにした


それからまた1時間後、様子を見に行ったらちょうど作り終わった頃だった


一:「お待たせ(苦笑)……梨紗?」


梨紗が座っている一磨の後ろからパズルを見ていたのだ


梨:「………。」


一:「梨紗、どした?」


梨:「綺麗だなぁって。」


一:「でしょ?今年の目標でさ、週一でパズル完成させていこうって決めたんだ。再来週分まではもう既にあるしね。」


梨:「そっか。夜なべして体壊さないでね?」


一:「ありがと。」