車内にて


♪~♪~


励:「電話?ゴメン出てくれるか?」


須:「はい。
…もしもし?」


高:「高山と申します、励に至急代わって下さい。」


励:「…皐月か?どした?」


高:「一磨が世話になって悪ぃ、お楽しみ中に。
こっちでちょっとあって昼前に迎えに行くから何時頃がいい?」


励:「10時頃でもいいか?月末・年末・その他諸々の処理で最近あんま寝てないからさ。」


高:「わかった。」


励:「皐月?俺脱遊び人になったから。」


高:「さっきの女性(ヒト)か。良かったな。子供預けて来んなよ、励の子供なら葛木さんに預けろ。子供好きだけど励の遺伝子の入った子供は嫌だ。」


励:「酷ぇな(苦笑)妊婦になった瞬間に退職させるから。」


高:「あ~はいはい、お休み。」


高山は眠かったので電話を切った


励:「今の電話、一磨の執事で高山 皐月って言うの。」


須:「一磨さんをよく担いでる?」


励:「そうそう。
一磨可哀想に見えるんだよな、土木みたいでさ(苦笑)」


須:「よく担げますよね。」


励:「軽いからな。今60㌔ないってさ、保ってたらしいのにさ。」


須:「あの、気になることがあるんですが…。」