一:「…梨紗は嫌がっています。それに俺が伊藤と提携する理由は伊藤を子会社化するためです。俺も梨紗同様実家を嫌ってますし。」


美:「マナ様からお聞きしました。“嫌いなら追い越せ”と(苦笑)
梨紗も見習ってほしいわね、ホントに。」


一:「梨紗は夢を見つけることが出来ました。だから巻き込まないで下さい。」


美:「一磨君のための夢をね。」


真:「何故娘から結婚宣言聞かなきゃいけねぇんだ。」


美:「黙れ、オッサン。梨紗の決めたことなの、文句ある?真人さんなんか大嫌いって言われるわよ?(黒笑)」


真:「弱そうじゃん、腹黒君。細くて軟弱そうだしさ。」


一:「弱くはないです。」


美:「真人、一磨君は弱くないわよ。優ちゃんだって見た目あんなだけど強いでしょ?
梨紗のとこに行きますか。真人は一磨君といる?」


真:「ふざけんな、梨紗をたぶらかしたやつと誰がいるか。」


一:「俺はここで待ってます。若名陣営の問題ですし、梨紗を救えるなら俺は協力します。」


真:「ガキが。」


一:「真人様、いずれは梨紗を頂きますが、お義父様とは思いませんからご安心下さいね。」


真:「梨紗が必ずしも腹黒君と結婚するとは思うなよ。」