一:「なんか呼んだ?」


キッチンでお茶を淹れていた一磨が振り返った


渉:「何でもない。」


萌:「…てか、皐月さん大丈夫なの?」


ガチャ


高:「失礼します。
カナさんお久しぶりです。」


カ:「久しぶり。
双子いるわよ(苦笑)」


高:「片割れが困った奴で本当に困りますね、一磨?」


一:「デブだけ連れて帰って、若名家寄るから。」


高:「…酷いな、コレは。」


高山は一磨の話を聞かずに梨紗を見ていた


一:「………。(俺が信じてあげてればこんなことにはならなかったのに…。(悔))」


高:「…前髪も切った方がもっと良かったのにな。」


一:「え、そっち?」


高:「何かしらあったとしても俺興味ないから~♪♪
送ってくから、筋は通せよ。」


一:「……ありがと。」


高山が梨紗を運ぼうとした瞬間、後ろから一磨に蹴られた


一:「触んな(怒)」


高:「はいはい(苦笑)
すみません、失礼しました。」


一磨達は保健室を後にし、健樹達も帰って行った



車内にて


一:「皐月、ケーキ焼いて。」


高:「焼いてあるから帰ったら食べな?」


一:「やった♪♪」


渉:「何で太んないんだよ(苦笑)」


一:「知らね。」