萌:「…たまにふらって来たと思ったら、泣くんだよね。」


一:「…何でもっと早く教えてくんなかったんだ?何回かあったんでしょ?」


健:「言えなかったんだ。言ったら梨紗ちゃんにこのことを聞くだろ?」


一:「当たり前だろ。」


健:「そうしたら、誰にも頼れなくなる。萌のとこ来てるってだけで辛い状態なのにバレちゃったら抱え込むしかないじゃん。」


萌:「だから、そういう顔させたくないんだよ梨紗は(呆)

アンタの過去知ってるから少しでもアンタの自由にしようとしてんのにさ。
ホント、バカだよ梨紗は(苦笑)」


一:「俺なんかでホントにいいのかな…。」


萌:「自信ないなら最初っから梨紗に関わるな。好きなら側にいてやれよ。」


一:「……あぁ。」


萌:「二度と俺なんかでとか言うなよ?
梨紗にはアンタしかいないんだからさ。」


健:「そうだぞ。
梨紗ちゃんには一磨しかいないと思うな~。中身で判断してるしさ(笑)」


一:「つか、梨紗監禁してでも離さないっつーの(苦笑)
あ、始まるな。」



それから何の問題もなく終業式が終わり、コンテストが始まった


一:「気持ち悪っ。」


先生方の女装姿を見て思わず一磨は本音を溢してしまった