一:「…もう梨紗を傷つけませんから、絶対に。」


真:「裏切らなければいい。」


一:「ありがとうございます。」


真:「商談がまだだからじゃあな。」


一:「はい、ありがとうございました。」


真人は一磨の部屋を後にし、暫く経った頃梨紗が部屋に入って来た


一:「おいで?」


梨紗は一磨の隣に横になった


梨:「甘えてもいい?」


一:「いいよ。」


梨紗は一磨の胸に頭を乗せ、ギュッと抱きついた


一:「今寝たら夜寝れなくなるからね?」


梨:「うん。
さっきね、一磨の部屋の前に蛇が出たの。」


一:「冬眠中じゃね?」


梨:「一磨のお父さんのペットの蛇が逃げちゃったの。真っ直ぐに一磨の部屋まで来たんだって。流石だね、一磨パワー(笑)」


一:「大魔王だからとか?」


梨:「うん♪♪」


一:「俺蛇嫌い。」


梨:「蛇さんフラれちゃった…。」


一:「相手は蛇だからいいの。
つか、ジジィなに飼ってんだよ(呆)」


梨:「蛇以外にも爬虫類とかクワガタもいたよ♪♪写真でだったけどカブトムシカッコ良かった♪♪
ヘラクレスオオカブトって言うんだって♪♪」


一:「カブトムシ、越冬しないぞ(呆)」