真:「なぜそこまですんだ?」


一:「梨紗を自殺に追い込んだのは俺です。梨紗の両親に謝んなきゃ俺が嫌だったし、何よりも梨紗がした苦しみなどを少しでも分かりたかったんです。」


真:「…梨紗のこと好きなのか?」


一:「好きです。ですが今の俺にそれを言う権利は御座いません。変わんなきゃ、また梨紗を傷つける存在のままなんです。」


美香は一磨を蹴り飛ばした


真:「美香、殺すなよ?」


美:「梨紗が弱いの知っててコイツは自殺に追い込んだのっ。
梨紗にはコイツしかいなかったのに…。」


真:「コイツが死んだら梨紗が悲しむ。」


真人は一磨のネクタイを掴み起き上がらせ思いっきり殴った


真人は美香からナイフを取り上げ、一磨の左手の薬指に暫く指輪を嵌めることが出来ないように傷をつけた



コンコンッ


使:「真人様、慧人様がいらっしゃいました。」


真人は舌打ちをし、一磨を蹴っ飛ばした


ガンッ


部屋を出ていこうとした真人が鈍い音がした方を見たら、一磨がテーブルの角に頭をぶつけ、頭から血を流し倒れていた



真:「救急車っ!!」


真人は外にいる使用人に言った