真:「何したんだ?
美香は知ってるのか?」


美香は一磨の前に立った


美:「立ちなさい。」


一磨が立った瞬間、思いっきり蹴られ壁に飛ばされた


美:「真人、梨紗自殺を図ったのよ、コイツのせいで。未遂だから良かったものの。」


真:「死ぬ覚悟、出来てんだろうな。」


真人は低い声で殺気を放ちながら言った


一:「出来ています。」


美香がナイフを出し、一磨を刺す寸前


真:「美香っ!!それだけはダメだっ!!」


真人が声を荒げながら言った、が


一磨が美香の手を握り、左肩のとこに刺さる寸前で止まったナイフが服の上に触れている状態だったので、一磨はそのまま自分に向けて刺した



一:「梨紗にはこれ以上の苦しみを与えましたから。
こんなこと、どうてことないです。」


一磨はナイフを美香に返し、上着を脱ぎ捨てた


一:「こんなことでお気が済まされるとは思っておりませんが、好きなだけ刺して頂いていいですよ。」


真:「爪を剥がしに行くとか、指1本1本傷つけて行くかもしれないぞ。」


一:「構いません。」