一:「優って理系だったんだな。」


葛:「どっちかって言ったら文系。ただ数学と物理が得意なだけ。生物とかあり得ねぇし。」


一:「《難しい物理が出来るのに簡単な生物が出来ないなんて変わってるな。》」


《》内は英語


葛:「《生物なんざ何の特にもなんねぇからな、英語も得意なんだよ馬鹿。》」


一:「セロリ食べて、ムカつくから。」


葛:「ざけんな。」


一:「じゃあ納豆。」


葛:「もっとムリ。

あ、梨紗様の料理美味しいぞ。」


一:「俺食べたことないっ!!」


葛:「任せられるって思ったらお願いしとくよ、ピーマン料理(黒笑)」


一:「ピーマン無理なんだよな…。」


葛:「って、言ってもまだ武山さん無しじゃ作れないけどな。」


一:「俺も覚えんの遅かったしな。
梨紗は大学のこと知ってんのか?」


葛:「内部の人間以外で話したのは一磨が初めて。武山さんも知ってるしな。

梨紗様暫く学校休ませるから。」


一:「わかった。

暫くの間髪染めようかな…。自分探しでさ。」


葛:「校則は?(呆)」


一:「萌ちゃんが染めてるし平気っしょ。


梨紗は渡さないから。じゃあね、お邪魔しました。」


一磨は若名家を後にした