一磨は無言で席を立った


高:「葛木さんって梨紗ちゃんのことマジなのか?」


励:「多分、な。
けど2人が喧嘩した時は必ずやけ酒してるな、一磨から守って、辛い思いなんざさせたくないのに見守ることしか出来ないって…。」


高:「一磨勝てねぇな、絶対に。」


励:「無理だろうな、絶対に。優はさ、梨紗ちゃんが幸せならどんなに喧嘩しようが見守る側にいるはずだ。辛い顔させるなら容赦しないよ。」


高:「バカだな、一磨は(苦笑)
健樹、後で今日何があったのかメールして、箇条書きでもいいから。」


健:「わかりました。」


高:「健樹の隣にいるのが佑樹?」


佑:「はい。初めまして鈴木 佑樹です。」


高:「初めまして、高山 皐月です。
ゆっきーの隣の家だよな?」


佑:「はい。今日はご迷惑をお掛けしすみません。」


高:「気にしない気にしない♪♪
一磨戻って来たことだし帰りますか。」




西都は健樹を送り届け、高山は鈴木を送り届けた


一磨が寝る前に、高山のケータイに健樹からメールが来た


高山は一磨がリビングに入ってきたので


高:「信じてあげな?」

と、一磨に言ったら一磨は“おやすみ”と言い自室に入っていった