そしてため息をついた俺に勘違いをしたのか
菜朝は涙目になって謝り、
帰ろうとしていた。
そんな菜朝を、俺は抱きしめた。
「俺も好き。」
そう言うと、菜朝は
「...ありがと。
あたしは伝えたかっただけだから...
彼女とお幸せにね」
と言ってまた帰ろうとする。
意味わかんねー・・・
伝えたかっただけ?
彼女?
だから、菜朝がいなきゃ俺は幸せになんかなれねーんだっつうの。
菜朝にもう一度伝えると、
やっぱり菜朝は誤解してたのか、
すごく驚いた顔をしている。
ようやく理解した菜朝は、
落ち着いて、言った。
「じゃあ、...り、両思い...?」
その言葉に、答えながら俺は菜朝にキスした。
