山崎さんかっこいいなぁ
もっとお話ししたかったけど

「すっごい忙しいそう」

「誰がです?」

「わぁっ
びっくりしたぁ」

急に沖田先生に後ろから話されてびっくりした

「それで、誰が忙しそうなんですかぁ?」

「あっ、山崎さんです」

「山崎さんに出逢ったんですかぁ
山崎さん、最近とっても忙しそうなんです
なんたって山崎さん、最近いっつもここに来ては枡屋が怪しいって言っては帰っていくんですよ」

沖田先生は小さい声であたしにそう言った

「でもまだ確信はもてないみたいで....
今日はどんな報せをしにきたんでしょう」

「そうなんですか
悪い報せでなければいいですね」

「でも山崎さんの勘ははずれたことがないですからね
近々大捕物があるかもしれません
櫻木さんも気を引き締めておいてくださいねぇ」

「はいっ
承知しました」