仲田たちが出て行ってから少し経ったとき 「すごい可愛かったなあの子」 誰かが言った。 「だよな」 周りの女子は 「何なのよあの子」 「意味分かんない」 などと文句を言っていた。 「そんなことよりさ、あそぼぅよ珪くん♪」 プツン。 その言葉に俺の中の何かが切れた。