教室に入ると私の席に女子が集まっていた。
近くまで行ってみると私の隣の席に集まっているとわかった。
「珪くぅん。お昼ぅ、一緒にぃ、食べよ❤」
「えぇ~、あたしと食べよぉよぉ~。珪くん❤」
そんな甘い声を出す女子。
人数が多すぎて自分の席に座れない。
私は小学校での一件から女子が苦手だった。
だからオロオロビクビクしながら立っていた。
すると
「おい。仲田が座れないだろ。退け」
低くて澄んだ声が聞こえた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…