執事は時に主人に願う




「好きですよ、お嬢様。
だからいつも笑っていてください」



私はお嬢様の額に口付けを落とした。

ふわり、と彼女の髪が香る。



「願い事は、神よりもあなたに願いましょう。

ずっと傍にいさせて下さい、と」