「菜花さん、やっぱ、覚えてんじゃーん。 なのに、何で、さっき言ってくれなかったの?」 守崎君からの質問はアタシの心に突き刺さる。 すぐに『同級生』と認める事も出来た。 だけど……。 ―――アタシは、ためらった。 心の傷がウズいて。 アタシは言葉を発せなくなった。