双子に愛されて~中学編~




夏稀は何を言うのだろう。


自分の弟が風邪で寝込んでいるというのに自分は呑気に遊ぶというのか。


……そんな冷たいヤツじゃないよね、夏稀は。



「待ってて。氷持ってくるから」



「うん」



あたしは光稀の返事を聞くと
直ぐ様、部屋を出た。



階段を下りて冷蔵庫の氷を取りにいく。



そんなあたしを夏稀が


「待てよ」


と言って追いかけてきた。



「なーに?
忙しいんだけど」


「中止って本気で言ってる?」