一瞬、驚いた顔をした光稀だがすぐに 柔らかく笑う優しい光稀に戻った。 「……ありがと」 そう言ってくれた事に あたしは喜びを感じた。 ……しかし。 もう1人の双子は、 すごくご機嫌ななめだ。 「ちょっ……凛っ!」 そう言うと夏稀は 凛の手首を強く掴んだ。 その行動の意味が分からず 首を傾げた。 「なによ、痛いじゃん」 「す、水族館は!!?」 「光稀の状態みて分からない?中止よ、中止!」