まぁ…夏稀を起こせるのは あたしだけなんだけど♪ 「やーだ。もぅ光稀だけしか 起こさない」 「僕は起こしてくれるの? ありがとう、凛」 「はぁ!?冗談キツイって! 凛~頼むって。 俺は凛無しじゃ毎日遅刻三昧なんだよ」 光稀は、ふわりと天使のように笑い、夏稀は悪魔のような形相であたしを睨んだ。 それでも、あたしは夏稀を 無視し続けた。 「~~っ、凛。 放課後、アイス奢るから」 ――――ピクッ。 あたしの中の 食の欲求がざわついた気がした。