双子に愛されて~中学編~




「おやすみ」


そう言って俺達に手を振ると
凛は楢宮家を後にした。



改めて凛が帰ってしまうと
どこか寂しい気持ちになる。


それは俺だけでなく、光稀も
感じたらしい……。



「凛がいなくなると……なんか寂しいね」



俺に言っているのか、独り言なのか、分からないが
光稀は俯いて言った。



「…だな」


一応、俺は答える。



すると「素直だね」と
光稀に笑われてしまった。


だって光稀と同じで
俺だって感じてしまったんだ。

仕方ねぇじゃん。