双子に愛されて~中学編~




光稀の問いかけが
あまりにも図星すぎて答えるのが遅れた。


そんな俺の変化にも
双子である光稀は、すぐ見破った。



「やっぱりね。夏稀が動揺するのは凛の事だけだし」


「……」



こういう時、双子は嫌だ。

心を簡単に見透かされる。



「光稀には関係ねぇ」


「あるよ。夏稀は兄さんだし、凛は幼なじみだもん」



そう言ってニコッと笑う光稀。

中学生だというのに
どこか大人びて見える光稀が
羨ましいと思う。