アイスを食べるあたしを不意に夏稀が見た。 ……見られてると食べづらいι 「凛って何でも美味しそうに食べるのな」 「だって美味しいもん。 もう幸せー♪」 「くくっ!ちっせぇ幸せ!」 あたしの幸せを 夏稀は馬鹿にしたように笑う。 「俺も食べたくなるじゃん」 「……じゃあ買ってきな♪」 そう言うと、ハァ…と深い溜め息を溢された。 「凛の奢ったせいで金なくなったし」 「あはっ☆ 残念だね、なっちゃん♪」 “なっちゃん”とは 夏稀の小さい頃のアダ名。 あっ。 ちなみに光稀は“みっちゃん”。